黒い蜂の正体はクロスズメバチ⁉駆除事例のご紹介!
皆さんは黒い蜂を見たことがありますか?
もしかするとその蜂、クロスズメバチかもしれません。
それで今回は、クロスズメバチの特徴や危険性、当店での駆除事例をご紹介いたします。
クロスズメバチの特徴は?
クロスズメバチはハチ目,スズメバチ科の蜂です。
スズメバチと言えばキイロスズメバチやオオスズメバチなど、黒と黄色のしま模様の蜂を想像する方も多いと思います。
ではクロスズメバチの見た目はどんな見た目なのでしょうか。
しま模様はあるものの全体的にほぼ黒い見た目をしています。
働き蜂大きさは1cm~1.2cmでスズメバチにしては小さめで、ミツバチとほぼ同サイズになります。
営巣場所は閉鎖的な場所を好み、基本的には土の中に巣を作ります。稀に屋根裏や床下、樹木の洞を営巣場所とすることもあります。
営巣規模は非常に大きく、他のスズメバチより規模の大きい巣を構築します。育室数は大きいものになると10000を超える室数となります。
クロスズメバチの危険性は?
スズメバチと聞くと非常に危険なイメージを抱きますが、クロスズメバチは攻撃性の低いスズメバチです。おとなしい性格で毒性も低いという特徴があります。
しかしまったく攻撃しないというわけではありませんので注意が必要です。
クロスズメバチに刺されることでアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。
それでミツバチと同様貴重なハチではありますが、危険を回避するために駆除を検討する方もおられます。
クロスズメバチの駆除事例
当店に依頼のあったのは熊本県内の某病院様でした。
不特定多数の方が来院されますし、中には体の弱い方もおられますので駆除をお願いしたいとの事でした。
現場を確認してみると、建物の水切り(家の基礎と呼ばれる部分と外壁との間にある細い板金)部分から大量のクロスズメバチが出入りしていました。
上の写真のコンクリート基礎と水切り(黒い金物)の間から出入りしていました。
床下のない建物ですので、通常行う床下から駆除し、巣を取り除くという施工はできません。
それで出入りしている隙間から薬剤を注入し、戻り蜂対策で粘着ボードを設置することになりました。
下の写真は後日確認に伺った際に撮影したものです。
やはり大量に捕獲されていました。
回収した後に再度薬剤の注入を行い、粘着ボードを交換しました。
この作業を捕獲が無くなるまで続けます。(ご依頼の内容にもよる)
ブログの前半でも触れたとおりクロスズメバチは基本的には土の中に巣を作りますので、今回の事例は稀なケースです。
最後に
ハチ駆除と言っても蜂の種類や営巣場所によって様々な駆除方法があります。
状況に応じた適切な駆除をいかに行えるかが駆除業者の腕の見せ所です。
最近では高額な駆除料金を請求される事例が相次いでいます。ハチ駆除の料金相場は一般的に巣一つあたり数千円からどんなに高くても50,000円ほどです。
それ以上の金額を提示された場合は必ず相見積もりを取ってください!
さらに、依頼する前に駆除作業後に追加料金が発生しないかどうかの確認を行ってください!
当店では追加料金一切なしで施工を行っております。
蜂の駆除をご検討の場合は安心してご相談ください。