排水溝からコバエが… それってチョウバエかも!? 原因と対策方法まとめ

 

サービススタッフの三角です。

 

早速ですが、「最近、コバエが多い」と感じる事はあるでしょうか?「コバエホ○ホ○を使ってみたけれど、中々 捕まらないし減りもしない」という方は要注意です。

 

それ、コバエじゃなくて “チョウバエ” かもしれません。

 

という訳で今回のテーマは『チョウバエ』です。チョウバエ──私事ですが、この仕事を始めるまでは聞いたことのない昆虫でした。

 

 

チョウバエとは?

 

チョウバエは体長数ミリほどの飛翔害虫で、一見するとコバエと区別がつかないかもしれません。名前に「ハエ」がつき、トイレにも出没することから「便所バエ」とも呼ばれるようですが、生物学的には蚊の仲間です。

 

不快害虫で特に問題になるのはオオチョウバエ(体長約4mm)とホシチョウバエ(体長約2mm )の2種類です。どちらかと言うとオオチョウバエの方が広く認知されているように見受けられます。でも害虫駆除の点検を行っていると、ホシチョウバエに遭遇するケースの方が多いです。

 

 

下の写真の左側がホシチョウバエ、右側がオオチョウバエです。こちらのオオチョウバエはやや小ぶりな個体ですが、ホシチョウバエの2倍くらいのサイズです。オオチョウバエは比較的目立つので、飲食店の客席などに侵入して問題になることがあります。一方、ホシチョウバエは小さくて目立たないため、気づかないうちに繁殖してしまう恐れがあります。

 

 

チョウバエは主に水周りのヘドロ(スカム)で繁殖します。ヘドロの原料は食品や排泄物などの有機物と水ですから、水周りの清掃が不十分であればどこでも──家庭でも事業所でも発生し得ます。

 

チョウバエは蚊の仲間ですが、日本で一般に見られる種は吸血性ではありません。しかし、ヘドロで繁殖する昆虫なので、衛生的とは言えないですね。

 

チョウバエの成長スピードは早く、2〜3週間程で卵から成虫になります。繁殖力もあり1回の産卵で200〜300個くらいの卵を産みます。成虫の寿命は最長2週間程度と短いですが、成長スピードと繁殖ペースが早いため、かなり厄介者な害虫であると言えます。

 

屋外では5〜7月に多く発生しますが、屋内では暖房で温度が保たれるので、年中発生します。実際、飲食店などでゴキブリ駆除の点検を行っていると、調査用トラップの中にチョウバエが捕獲されているところを良く目にします。ゴキブリが滅多に出ないような清潔な事業所であっても、チョウバエが捕獲される事は珍しくなく、発生防止という点に限れば、チョウバエはゴキブリ以上の介者であると言っても過言ではありません。

 

 

チョウバエはどこで発生するか?

 

・一般の家庭の場合

 

一般の家庭では以下のようなところでチョウバエが発生します。

 

①シンクの排水口

 

②トイレの水洗タンク

 

③風呂場の排水口やユニットバスの内部

 

ユニットバスは側面や浴槽の裏側にヘドロが溜まりやすく繁殖源になります。

 

 

・事業所の場合

 

事業所では以下のようなところで発生します。

 

①シンクの排水口

 

②大型冷蔵庫や食器洗浄器、製氷器の下など

 

③排水溝

 

④グリストラップ

 

⑤トイレの水洗タンク

 

⑥汚水槽

 

⑦(介護施設などの風呂場がある事業所)風呂場の排水口やユニットバスの内部

 

水を使って床を清掃する場合、ゴミの除去や乾燥が不十分だとヘドロもできやすくなるでしょう。特に厨房では、什器や冷蔵庫などの機材の下に食品カスが溜まりやすいため、チョウバエがより発生しやすいといえます。

 

また、給排水設備で水漏れが生じて、漏水箇所にできたヘドロから繁殖した事例もあります。

 

 

チョウバエを駆除するには?

 

ステップ①:清掃

 

チョウバエの最も効果的な駆除方法は「水周りの清掃」です!ヘドロで繁殖する害虫ですから、お掃除で繁殖源を除けば良いのです。

 

もう少し詳しく説明すると、チョウバエ駆除は幼虫への対策が中心になります。先述の通り、チョウバエの寿命は短く、成虫は最長2週間程度しか生きられません。一方で成長ペースは早く、2〜3週間前後で卵から成虫になります。

 

少し乱暴な言い方ですが、成虫は放っておいても短期間で寿命が尽きるので、「後続を徹底的に断つこと」が重要です。したがって幼虫への対策、清掃が鍵となります。

 

給排水設備の漏水が原因でチョウバエが繁殖している場合は、水道屋さんに水漏れを修理してもらいましょう。何よりもまず繁殖源を断つことが要です。

 

ステップ②:殺虫剤の使用

 

幼虫の駆除が最も有効とは言っても、構造上どうしても清掃しにくいところもありますし、成虫が飛び回っているのもやはり気になるでしょう。そんな時には殺虫スプレー等で駆除できます。

 

殺虫剤はチョウバエに対応しているタイプを選びましょう。チョウバエの駆除に限ったことではありませんが、殺虫剤などを使用する時は注意書きをよく読み、対象害虫や使用方法を把握することが大切です。よくコバエ駆除用の置き型のトラップがスーパーなどで販売されていますが、このタイプの駆除キットはチョウバエ駆除には使用できません。置き型のトラップは、誘引剤の臭いでハエを誘き寄せて捕獲する仕組みが多いですが、蚊の仲間であるチョウバエは臭いに寄って来ることはないので、捕獲効果は期待できません。

 

チョウバエは比較的認知度が低く、またショウジョウバエ等と混同されやすいため、駆除方法を間違えがちです。記事冒頭で挙げた「コバエホ○ホ○を使ってみたけれど、中々 捕まらないし減りもしない」といったケースが正にそうです。

 

ステップ③:侵入ルートの封鎖

 

チョウバエの侵入口を封鎖するのも有効です。例えば、シンクの排水口に「ベルトラップ」が付いている場合は、正しく設置する必要があります。

 

ベルトラップは排水管から悪臭や害虫が侵入するのを防ぐ役割があるので、正しく取り付けられていないとチョウバエが侵入する事があります。

 

チョウバエだけでなく害虫対策全般に共通することですが、ドアや窓をこまめに閉めたり、網戸を使用したりすることも重要です。特に飲食店など食品を取り扱う事業者の方は気をつけましょう。

 

 

 

ダスキンのチョウバエ駆除サービス

 

ここまでで自分でできるチョウバエ対策を解説しました。でも、プロの業者に駆除を依頼した方がよいケースもあります。例えば…

 

①チョウバエを自分で駆除する時間や余力がない。

②自分で頑張って駆除してみたけれど、チョウバエの発生が止まらない。

 

「そもそも駆除したい害虫がチョウバエかどうか判別できない」という方もいらっしゃるでしょう。ぜひお気軽に当店までご連絡ください。

 

では、ダスキンのチョウバエ駆除サービスをご紹介します。

 

 

サービス①:幼虫駆除

 

ダスキンのチョウバエ駆除も幼虫への対策が中心です。排水溝やグリストラップなどの繁殖源に、幼虫の成長を抑制する薬品を施工します。

 

下の写真は食品工場の集水枡に成長抑制剤を散布しているところです。この集水枡のようにきちんと清掃されていると高い施工効果が期待できます。一方、水周りにヘドロが溜まりすぎていると、殺虫剤の成分が隅々まで届かないため、効果が限られてしまいます。薬品散布で幼虫駆除を行う場合でも、定期的な清掃が不可欠です。

 

 

 

サービス②:成虫駆除

 

幼虫駆除がメインですが、チョウバエは繁殖力の強い害虫なので、成虫駆除も導入するとより効果が高まります。特に飲食店では、客席に成虫が侵入して利用客に不快感を与えるので、営業の観点からもおすすめいたします。

 

チョウバエの成虫は光に寄って来る性質(走光性)があるため、捕虫器や蓄光式のライトトラップを設置して捕獲駆除します。

 

下は当店のお客様が導入しているインテリア捕虫器です。接写なのでイメージはつきにくいかもしれませんが、照明器具のような外観なので、客席に設置してもあまり違和感がありません。

 

 

インテリア捕虫器の捕獲状況です。オオチョウバエを中心に捕獲されています。この写真は衛生的な飲食店での施工例で、かつ冬季に撮影したため、数十匹程度の捕獲量ですが、チョウバエの繁殖が著しい現場では数百匹クラスでの捕獲駆除が可能です。

 

 

 

もう少し捕獲効率を上げたいお客様には、中型捕虫器をおすすめしています。インテリア捕虫器に比べるとやや無骨なデザインなので、どちらかというと厨房に設置されているお客様が多いです。数千匹クラスの捕獲駆除が可能です。

 

 

チョウバエの繁殖が著しい現場では、「とにかく早く成虫を退治したい」という声が寄せられます。そのような場合は空間薬品処理を実施します。部屋の窓やドアを閉め、換気扇も停止させた密閉状態で、部屋中に殺虫剤を充満させる方法です。「業務用のバル○ン」と言えばイメージしやすいかもしれません。ただし、空間薬品処理はあくまでも”成虫を短期間で駆除する”施工であり、幼虫の駆除はできません。幼虫駆除を実施せずに空間薬品処理を行なっても、2週間程度で生息数が回復してしまいます。繰り返しになりますが、チョウバエ駆除は幼虫対策が基本です。

 

 

 

まとめ

 

今回はチョウバエとその対策について解説しました。基本的な点をまとめると以下の通りです。

 

① チョウバエとは?

体長数mmの飛翔害虫。水周りのヘドロで繁殖する。繁殖ペース・成長スピードが早い。

 

②チョウバエを駆除するには?

幼虫対策が基本で水周りの清掃を徹底することが重要。他にも侵入口の封鎖や殺虫剤の使用などで対応できる。

 

当店は飲食店をはじめとして、食品工場や病院など多種多様な事業所でチョウバエ駆除を施工した実績があります。チョウバエでお困りの場合はぜひ当店にご相談ください!

 

必読!熊本の戸建てはシロアリの予防が必要だと言える5つの理由

店長の田代です。

 

 

「ウチはシロアリの予防対策した方がいいのかな?」

 

戸建にお住まいの方は一度は考えたことがおありではないでしょうか。

 

でも・・・
「した方がいいとは思うけど、今まで被害にあったことがないし大丈夫だろう」
「シロアリ対策は費用もかかるし、もったいない気がする」

 

こんな風に考えてこれまで躊躇してこられた方も多いと思います。

 

それで今回は戸建てのシロアリ予防対策が必要だと言える理由を5つご紹介したいと思います。

 

このブログの情報が読んでくださった方のお役に立てば幸いです。

 

 

1つ目の理由:シロアリは土の中で生活しているためどこにいるか分からない

シロアリは土の中に巣を作り、自分たちの社会を形成する生き物です。

 

シロアリが餌とするのは主に土の中の植物の根や根株、また土と接している地表の木材です。活動のほとんどが地下、または木材の中なので発見することが難しい生き物なのです。

 

もちろん建物を構成している木材は基本的には地面に接していることはありません。しかしシロアリは地面から蟻道(ぎどう)と呼ばれる通り道を作って建物の木材に到達する能力を持っているのです。

 

では、自分の家の周りにシロアリは絶対居ないと断言できる人が誰かいるでしょうか?

 

そもそも巣がどこにあるのか、自分の家の周辺で活動しているのかは知りようがないので断言することはできません。それでシロアリに対して予防しておく方が安心というわけです。

 

 

2つ目の理由:日光と乾燥が苦手で隠れるのが得意

シロアリは普通の黒アリとは違い明るい場所や乾燥を嫌います。それで1つ目の理由の中でも少し触れましたが、どうしても土の中から出なければならない時は「蟻道」というトンネルを作ってその中を移動します。

 

 

蟻道は建物の基礎(コンクリート)に確認されることが多く、地面から直線的に建物内部の木材へと繋がっていきます。基礎の外側に作ることもありますが、多くの場合蟻道は内側つまり床下側に作られます。

 

出来る限り外部との接触を避け、姿を隠そうとするので一般の方が早期発見するのは困難です。

 

シロアリの予防をしていない場合、家の外まわりに加えて床下の隅々を定期的に点検しなければ被害の早期発見をすることはできないのです。

 

狭くて暗い、埃まみれの床下を頻繁に点検するのは至難の業です。何より、いつ被害に遭うかわからないという心配をずっとしていなければならないのは精神的に大きなストレスではないでしょうか。

 

 

3つ目の理由:被害に気づいた時には手遅れなことがある

理由の1と2を読んだ方はすでにお察しだと思いますが、シロアリの被害が目に見えた時にはかなり進行している場合が少なくありません。

 

畳やフローリングに被害があった場合、畳やフローリングの張り替えだけでなく根太や大引き、土台ごと総取り換えしなければならない場合もあります。壁にも被害が及んでいる場合、ボードや壁紙なども張り替えなければなりません。

 

 

この写真から分かるようにシロアリの能力を侮ってはなりません!

 

突然発生する高額な修理費用に加えて、修理期間中に被害のあったお部屋、お風呂や台所が使えない場合もあります。

 

被害が甚大で耐震強度が著しく低下すれば、場合によっては建て替えも検討しなければならないのです。

 

 

4つ目の理由:熊本はシロアリにとって居心地の良い場所

日本は高温多湿の気候のためシロアリにとっては格好の住まいです。特にここ熊本はシロアリの発生が多い地域だということをご存じでしたか?

 

建物に被害を及ぼすシロアリは主に2種類いて、一つは「ヤマトシロアリ」、もう一種は「イエシロアリ」です。実は熊本は2種類とも生息している地域なのです。(外来種のアメリカカンザイシロアリは除く)

 

 

勿論生き物のすることなので予防していなくても何十年、いや百年以上経っても何の被害もないという場合もあります。しかしシロアリの数がそもそも多い地域であることを考えると「うちは大丈夫」という考えはとてもリスキーです。

 

 

5つ目の理由:シロアリの被害に遭うと建物の資産価値が下がる

せっかく建てたこだわりのマイホームもシロアリにやられてボロボロだと資産価値は下がってしまいます。

 

そうなってしまうのはとても悲しくないですか?

また万一売却する時に買い手が付かず、本来の価値よりも低い価格でしか売れなくなってしまう可能性もあります。

最後に

シロアリの予防をしておくべき5つの理由はいかがでしたか?ブログの内容でご質問や、シロアリの事でご相談等ありましたらお気軽にご連絡ください。

今後も熊本にお住いの皆様にとって少しでもお役に立つ情報をお届けできれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

熊本の築40年木造戸建住宅の白蟻被害現場

田代です。

 

今年の羽蟻シーズンも白蟻の被害に遭われたお客様から沢山のお問い合わせをいただきました。

 

その中でも特に印象深かった熊本市西区の現場についてご紹介いたします。

 

 

 

築40年木造家屋。40年の間ほとんど白蟻予防をしてこなかった。

 

築40年、一度も白蟻の予防施工をしたことがない方も多いのではないでしょうか。

 

今回のお客様は私が見た限りだと、相当昔に他業者で一度白蟻の予防工事をしておられます。

 

お客様は覚えておられませんでしたが・・・

 

今回ご相談をいただいたのは、6月初旬のある日の晩に台所で大量の羽蟻が発生したためでした。

 

私が伺い確認すると、台所シンク上の窓枠周りで大量の抜け落ちた羽と壁の隙間には白蟻の働き蟻の生体を確認できました。

 

 

 

イエシロアリが大発生!

 

台所の被害跡と羽蟻からイエシロアリだとすぐに分かりました。

 

イエシロアリは6月~7月にかけて繁殖のために巣から大量の白蟻の羽蟻たちが巣立っていきます。

 

イエシロアリの怖いところは建物の被害が低層部分だけでなく2階以上の高層部にまで及ぶことです。

 

熊本に多い2階建ての住宅なら放っておけば屋根のてっぺんまで食い尽くされてしまいます。家を建て替えなければならないほどの甚大な被害をもたらす白蟻です。

 

 

 

いざ、床下の白蟻被害調査。

 

和室の畳を上げて床板を1枚ずつはがしていくと早速目に飛び込んできたのは・・・

 

 

立派な蟻道ですね。地面から木部に正確にアプローチしています。

 

これはかなり被害範囲も広そう予感です。

 

実際に床下のあらゆる場所に白蟻の蟻道がありました。

 

そして最後に特大サイズの蟻道です。

 

横幅20㎝を超える立派な蟻道でした。

 

畳やフローリング、縁側の床などいたる所で白蟻の被害に遭っていました。

 

築40年を超える木造住宅にお住いの皆様!

定期的な予防をしておられないのであれば、一度当店の無料診断をお申し込みください。

 

平日に1時間~1時間半ほどお時間をいただければ床下、床上、外回りの診断をすることができます。

お申し込みは下のお問い合わせフォームかお電話からお願いいたします。

お問い合わせ

シロアリ(白蟻)駆除の手抜き業者にご注意ください

店長の田代です。

 

今回はシロアリ駆除業者の選び方について記事を書きたいと思っています。では早速内容に入っていきましょう。

 

 

 

 

ありがちなシロアリ駆除業者の選び方

 

 

通常、シロアリ駆除業者の選び方なんて知らないものです。ネット検索しても、言っていることにバラつきがありすぎてよくわからない場合がほとんどです。それでこんな感じで選んでいるのではないでしょうか?

 

 

1、価格が安いかどうか

2、その白蟻駆除業者のホームページの印象

3、広告が目に入った

4、聞いたことのあるシロアリ駆除業者(近所や知り合いの口コミ)

5、ハウスメーカーなどが紹介するシロアリ駆除業者

 

 

私が実際に見積もりに行ってお客様にお聞きした結果、上記の基準で選んでいる方が多いと思います。

 

確かにどれも大切な基準ですが、検討すべき大事な点が抜けています!

 

それは、その業者が「手抜きしない業者なのかです。どんなに知名度のある業者でも、工事担当者が手抜きをしてしまう可能性はあります。

 

 

 

 

手抜き業者の実態

 

 

手抜きする業者がいるのはなぜでしょうか?以下の理由があると思われます。

 

 

1,ほとんどのお客様がシロアリ駆除について無知である

2,工事前後に床下を確認するお客様はほとんどいない

3、狭くて暗い床下での作業は辛い仕事なので、工事担当者が体力的にきつい工程は省きたくなる

4,繁忙期には無理なスケジュールの入れられ方をされるので早く終わらせて次の現場に行きたい

5,安すぎる料金設定のため工程を少なくするしかない

 

 

 

 

手抜き業者はどんな工程を省略するのか

 

 

実際に私がシロアリの施工をした現場(以前別の業者で施工歴がある現場)で、数多くの手抜き工事を目の当たりにしてきました。

 

どうしてそれが分かるかといいますと、バリア工法によるシロアリ駆除や予防工事を行う際には、床下の木部や床上の柱などに小さな穴をあけた跡がある場合がほとんどです。あけた穴に薬剤の注入を行うためです。

 

ほとんど、と言ったのは新築時には穴をあける施工方法はとりませんし、新築から数年経ち再施工する際にも、シロアリの被害がない場合や建物の構造や使用する薬剤によってまれに穴あけ施工をしないと判断することもあるからです。しかし、ほとんどの業者が使用する薬剤や一般的な住宅では、水回り等の木部の要所に穴あけ施工を行う必要があります。

 

しかし、業者によってはほとんど木部穿孔(穴あけ)しない、もしくは全くしない業者もいます。

 

 

 

熊本水前寺店は手抜き工事一切なし!

 

 

先週は熊本県内某所のシロアリ予防工事に行ってまいりました。

 

今回は相棒の三角と一緒に床下に入りました。

 

 

 

弊社のスタッフはよく訓練されているため、作業も的確で丁寧なので安心して見ていられます。

 

 

 

手分けして床下の木部穿孔と穿孔箇所への薬剤の注入、床下全面への薬剤散布を行なっていきました。

 

 

予防施工における床下木部の穿孔箇所は、主に土台(コンクリート基礎の上に乗っている木材のこと)と束柱です。土台のどこに穴をあけるかと言いますと、各部屋の土台の角、水回りの土台、水回りの束柱など様々な箇所を入念に穿孔します。

 

そして穿孔箇所には薬剤を直接注入します。薬剤を注入することで、木材内部にシロアリ被害による空洞ができていないかを確認することができます。また、穿孔する箇所というのは特にシロアリの被害に遭いやすい箇所ですので、薬剤を表面に吹き付けるだけではなく、注入処理することによって一層予防効果を高めることができます。

 

この一つ一つの手間暇が予防や駆除には非常に重要です。

 

もう一度言います。

 

業者によってはしなければならない状況であるにも関わらずほとんど木部穿孔しない、もしくは全くしない業者もいます。

 

白蟻駆除業者と契約をする前に必ずどんな工事をするのか確認するようお勧めします。是非、業者選びは慎重になさってください‼︎

 

 

 

床下だけじゃない!シロアリ駆除は床上の工事も必須!!

 

 

床上の工事がなぜ必要かというと、床上の工事をすることで床下からは分からなかったシロアリ被害に気付くことができます。また、予防効果をさらに上げることができます。実際に新築時の予防工事では、まだ建物の骨組みだけの状態で、床下だけでなく床面から最低でも1メートルの高さまでのすべての柱に駆除剤の散布もしくは塗布を行います。

建物が出来上がった後のシロアリ工事では、さすがに全ての柱に駆除剤を施工することは不可能ですが、被害に遭いやすい水回りや玄関などは床上の薬剤施工を行うべきと考えます。

 

 

では床上の工事の様子を簡単にご紹介しましょう。

 

床上は主に水回りや玄関の土間の穿孔と薬剤注入を行います。

 

トイレ入口の柱

 

 

 

浴室の柱

 

 

 

玄関土間

 

(セメントが乾燥すれば補修跡はわからなくなります)

 

 

などなどです。

 

床上の施工を全くしない手抜き業者もいます72.png

 

現場に入るとビックリすることが多々あります。本当にそういう業者結構多いんですよ72_1.png

皆さんのお家は大丈夫ですか?新築時の施工では木部穿孔は行いませんので、新築後5~10年後の予防工事を依頼した経験がある方、もしよかったら浴室やトイレの柱を確認してみてください。

 

施工箇所は一目で分かるはずです。

 

もちろんどうしても床上の施工ができない建物もあるのも事実です。施工箇所が無ければ全て手抜き工事とも言い切れない場合もあります。

 

もしも施工した様子がなければ一度調査を行ったほうが良いかもしれません。お気軽に当店にご相談ください。無料点検実施中です!

 

当店は手抜き工事は一切いたしませんのでご安心ください72_2.png

 

ちなみに今回のお客様、今回施工を依頼されたのはお隣さんがシロアリの工事をされているのを見て「ウチもしなければ!」と思い立たれたそうです。

 

賢明な判断です。ご近所で工事していたという事は、もしかするとシロアリ被害があったのかもしれません。または以前に被害に遭われたことがあったのかもしれません。いずれにしても熊本は高温多湿でシロアリの活動が盛んな地域ですので、予防しておいて損は無いと思います。

 

 

シロアリ対策のご相談お待ちしております♪

 

春、貼る『春』🌸

 

あっという間に桜の蕾が膨らみ、熊本市は満開ですね🌸

 

通勤途中の素敵な桜並木に癒されている、事務の米納です。

 

暖かくなり、良い季節がやって来ました。

 

我が家の庭の花たちも毎日のように表情を変えるので、庭で作業をしていると楽しくてついつい時間を忘れてしまいます😊

 

そんな春のウキウキ感は、こんなものからも感じる事ができています。

 

 

 

最近は色んなシリーズの切手シールが発売されていますね!

 

お客様へお出しする封書に貼る切手、チラッと目に入った時に少しでもほっこりしていただけるような絵柄をいつも選ぶようにしているのですが、この春の季節はお花の切手にしました🌸

 

今年は形も個性的なものが出ていて、縦長の切手はかわいくて斬新でした!

 

色んな絵柄や形の切手シールを貼る作業は私の大好きな仕事です。

 

シールを貼ること自体すでに楽しいのですが(子どもと同じです 笑)、貼る切手がかわいいと更にテンションがあがります😄

 

榎本が事務所に飾ってくれたクリスマスローズを見ながら、今週も『春』を貼りたいと思います🌷

 

食品工場の害虫駆除♪

花粉症真っ只中の猿渡です🤧

コロナ対策で、ずっとマスクをつけているので今年は大丈夫かなぁと思っていましたが、めちゃしんどいです・・皆さんどうですか❓

桜も見頃で良い季節なのに・・・🌸

・・・ネガティブスタートでしたが、ここからはポジティブにお送りしたいと思います(笑)

 

 

本日ご紹介しますのは、熊本市内にあります食品工場様です。

HACCPの制度化からやがて1年となり、少しずつ始めてはいるものの難しいとの事でした。

害虫駆除の業者さんはすでに長年お付き合いのあるところがあるそうですが、衛生管理のレベルを上げる必要性をお感じになったそうです。

ダスキンでどんなサービスができるかをご説明し、工場内の調査もさせていただきました。

 

 

ダスキンでは、ゴキブリ駆除・ねずみ駆除・飛翔害虫対策などたくさんのメニューがございます。

特に食品工場様からは、同定カウントサービスや食中毒菌の検査などがご好評いただいております。

すでに別の害虫駆除業者をご利用中であっても、金額面やサービス内容等の見直しを定期的にしておられる事業所さまも多いようです。

ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

調査・お見積もりは無料です😊

日本で唯一国際基準クリアの安全なシロアリ駆除剤アルトリセット!

店長の田代です。今回は薬剤がテーマとなっています。
シロアリ駆除をお願いする時に、この業者はどんな薬剤を使っているんだろう?と考えたことはありますか?
実は、薬剤とわたしたちの体の健康は非常に大きな関係があります。

シロアリ駆除用薬剤の安全性と健康

いつまでも健康で長生きしたいですよね?このブログが業者選びの参考になると幸いです。
薬剤と言っても色んな種類があり、業者によって使用する薬剤は異なります。また、シロアリ駆除剤には「劇薬」、「体に悪い」というイメージを持っておられる方も多いと思います。小さなお子さんやペット、ご高齢のご家族がおられる方は心配ですよね。
シロアリ駆除に使用する薬剤の影響は赤ちゃんやペットなど、体が小さいほど大きく受けます!
実際、5年もの間シロアリ被害を防ぐ薬ですので、私たちも工事の際は安全のためにツナギ、長靴、耐薬手袋、防毒マスクの完全防備で臨んでいます。
とはいえ依頼する側にとっても、施工する側にとっても、より安全でより高い効果の薬剤があればいいですよね。
そんな理想的な薬があるわけ…
あるんです!!️

日本で唯一RRPの基準を満たした薬剤「アルトリセット200SC」

今回のブログでは当店がメインで使用しているシロアリ駆除剤アルトリセット200SC」についてご紹介させていただきます。
この薬剤はこれまでの薬剤とどう違うのでしょうか?
まず、大きな違いとして安全性が世界的に実証されています。(もちろん日本しろあり対策協会、日本木材保存協会の認定薬剤にもなっています)
アルトリセットは日本で唯一、害虫駆除先進国アメリカの環境保護庁の低リスク殺虫剤の基準(RRP)をクリアしています。つまり国際基準で安全性と有効性の両方が立証された日本で唯一の安全な薬剤です。人体にも環境にも影響が少ない事が証明されています。日本で流通している他のシロアリ駆除剤はRRPをクリアしていません!
繰り返しますがアルトリセットは、日本で唯一の薬剤なんです。

アルトリセット200SCは赤ちゃんやペットにも安心

 

赤ちゃんやペットのいるご家庭では薬剤の選定を軽く考えてはいけません。
シロアリ駆除業者は薬剤について聞かれればほぼ間違いなく「安全な薬剤を使用しています」と言うでしょう。では何を根拠にそう言うのでしょうか?
ほとんどの場合、「日本しろあり対策協会と日本木材保存協会認定の薬剤を使用しているので安全ですよ」と言われます。でも実は、薬剤の認定基準に関しては日本は世界から遅れをとっています。実際に欧米の安全基準の方が日本よりも厳しく、そのためアルトリセット以外の薬剤は人や環境に与える影響が大きいため認可されていません。
日本で認可されている薬剤は基本的に安全性は高いです。でも安全と言われる薬剤の中にも安全性の順位が存在するのは言うまでもありません。体の小さな赤ちゃんや幼児、ペットが知らず知らずのうちに薬剤の影響を受けているとしたら怖いですよね。そうした影響を少しでも受けないようにしてもらいたい、と心から思っています。
工事に携わる者として、一番薬剤に触れる者として、薬剤の危険性について知っている者として、現時点ではアルトリセットを強くおすすめします。
ですから「シロアリさえいなくなれば薬剤なんて何でもいい」とは考えないでください!!

アルトリセット200SCの駆除効果

さて話を戻しますが、アルトリセットは空気中に蒸散しにくい成分で、施工後の安心感は抜群です。
安全性を高めたために肝心の駆除効果が低くなっているということはありません!非常に高い駆除効果が長く続くという特徴があります。
アルトリセットに含まれる有効成分(クロラントラニリプロール)は忌避性が無く、極めて遅効性です。ですからシロアリに一切気付かれずに薬剤を効かす事ができます。薬剤に触れたシロアリは、アゴの筋肉が数時間で麻痺するので建物を食害する事ができなくなり死滅します。

遅効性の薬剤はシロアリを一網打尽にすることができる

アルトリセットが何故即効性では無く遅効性なのでしょうか?市販のシロアリ駆除用薬剤のように即効性がある方が良さそうに思えますが、実は違います。
薬剤に触れたシロアリが死ぬまでの数時間の間、活動を続けている最中に巣にいる他のシロアリと体をすり合わせ(グルーミング)続ける事で、アルトリセットの成分が巣の中に広まって行き、やがて巣全体を根絶する事が可能となるからです。
安全性だけでなく効果もまさに折り紙つきです!画期的な次世代の薬剤と言われるゆえんです。
薬剤は時の経過とともに着実に進歩しています。しかし駆除業者の多くは変化に着いていくのを苦手としています。その結果何十年も前から使われている薬剤をずーーーっと変わらず使用しているんです。
でも科学の進歩とともに駆除剤も人や動物の身体や自然環境によりやさしく、シロアリに対してはより効果的に効くようになってきています。
やはり、工事に携わる者として、自分が安心して使用できる薬剤をお客様にもおすすめしたいと思っています。シロアリの予防や駆除を検討されている方は、金額だけでなくどんな薬剤を使っているのかを契約前に確認することをお勧めします。(通常お客様から聞かれなくても説明するのが普通です)
アルトリセット200SCは、バリア工法での予防や駆除をご希望の方には本当におすすめの薬剤ですよ。
是非お試しください!

春は活動の季節

 

日中はだいぶ暖かくなりましたね。

 

今月からウォーキングを再開させた菅原です。

 

春に動き始めるといえば虫たちも同じです。

 

その中でも特に困るのはムカデではないでしょうか。

 

ムカデは冬場居なくなるわけではなく、石などの下でじっとしています。

 

そして暖かくなってから活動し始め、いつの間にか家の中に侵入してたりなんてことがあります。

 

それで発生しだしてからではなく冬場もしっかり対策することで、春からの大量発生を抑えることができます。

 

年間契約していただくと割安ですし安心です。

 

ご自宅にこんな箇所はありませんか?

 

 

 

使ってないプランターや予備の瓦などをそのままにしておくと、格好のねぐらになってしまいます。

 

またこんな箇所はありませんか?

 

 

家屋に大きな隙間があると侵入口になりかねません。

 

見落としがちな箇所もわたしたちのプロの目で見極め、万全の対策を講じます。

 

ご家庭でも職場でもダスキンにお任せください!

スタッフ紹介(三角)

 

3月になりました72.png

 

暖かい陽気に誘われてウォーキングし、1日の歩数を増やそうと思っている松尾です。

 

春はやる気が湧いてきますね。

 

さて、今回は弊社のサービススタッフ、三角悠真を紹介したいと思います。

 

すでに何度か三角の素晴らしい業績はブログにアップされており、2021年ダスキンテクニカルコンテスト全国大会において(組織員コース)初参戦で準優勝という実績を作っております72_1.png

 

三角の趣味はジョギングで、週に何日かは走っているそうです。

 

私の彼に対するイメージは静かな職人気質なスタッフ。

 

みんなの声はいかがでしょう?

 

 

「高木」

とにかく真面目。仕事で使う道具も工夫し、自分で調達している職人気質な印象。

安心して仕事を任せられる。

 

「田代」

決して妥協しないストイックな男。サービスに手抜き一切なし。

時折見せる笑顔が可愛い!

 

「福田」

いつも真面目だが、時折見せるビッグスマイルに癒される!

 

 

総合すると、とんでもないキラースマイルを備えた真面目職人ということでしょうか。

 

そんな三角悠真は今日もお客様のために頑張ります。

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

家庭向けの害虫駆除サービス

 

サービススタッフの三角です。

 

新型コロナウイルスが流行して2年以上が経ちました。

 

 

コロナ禍で「おうち時間」が増えたこともあって、家の中で虫に遭遇する機会も増え、害虫対策に頭を悩ませている方も多いかもしれません。

 

そこでご紹介するのが「家庭向けの害虫駆除サービス」です。

 

これはダスキンが近年力を入れている分野でもあります。

 

その本気度は、昨年社内で実施された「テクニカルコンテスト」でもテーマとなるほど。

 

駆除の対象は契約プランによって若干異なりますが、ゴキブリ、ムカデ、ヤスデ、ナメクジなど幅広い種類に対応できます。

 

また、一軒家でもアパートでも施工可能です。

 

プロ専用の薬品を使用するため高い防除効果を期待できる他、ダスキンのノウハウを基に、お客様の状況に合わせた害虫対策を提案できるのもポイントです。

 

 

 

私の担当現場の施工事例を紹介しましょう。

 

あるご家庭では家屋外周のヤスデ駆除を定期的に実施させていただいております。

 

以前は玄関のポーチや外に置いている子供のおもちゃの下などで大量発生しており、大変お困りでした。

 

今はそのようなことは無くなり、大変喜んでいただいています。

 

また別のご家庭では、ゴキブリ駆除を定期的に実施させていただいております。

 

こちらのお宅では家の外でゴキブリを見かける事が多いため、家屋の外周に入念に液剤散布して、屋内への侵入予防に努めています。

 

お客様によると、作業日の後は家の外にゴキブリの死骸が転がっているそうで、施工効果はバツグンです。

 

一方、家の中でゴキブリを見かける事はほぼ無いとの事でご満足いただけています。

 

まだ寒い日が続いていますが、もうじき冬も終わって害虫シーズンが始まります。「去年は虫の侵入に困った!」という方は、ぜひ当店までお問い合わせください。