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熊本の飲食店・施設必見!ワモンゴキブリの危険性と防除方法

昨年の9〜11月にかけて一部のメディアで、「ワモンゴキブリが福岡や東京で大繁殖している」というニュースが話題になりました。

このワモンゴキブリ、福岡や東京ではマイナー寄り(だった)ようですが、ここ熊本では滅茶苦茶メジャーなゴキブリなんです。

ワモンゴキブリは強烈な繁殖力を武器に、全国的に勢力を拡大しつつあります。

飲食店や施設にとっては深刻な脅威です。

本記事では、ワモンゴキブリの特徴と危険性、そして効果的な対策について解説します。

1. ワモンゴキブリとは?

●大きさ: 全長3〜4cm。屋内性のゴキブリでは日本最大。

●色・模様: 茶色。背中に黄白色の輪っか模様があります。なお、この輪っか模様(輪紋)があることからワモンゴキブリの名がつきました。

●分布: 主に九州南部から南西諸島に分布。近年は温暖化の影響で日本全国に進出しているとも言われています。

●生態: 寿命は1年〜1年半ほど。暖かい環境に適しており、5〜10月に活動が活発になります。しかし温度が20℃以上に保たれる環境下では、1年中活動でき寿命もさらに伸びます。

●繁殖: ワモンゴキブリの卵鞘には10〜14個の卵が入っており、産卵回数は一生で50〜80回です。したがって、1匹のメスから数百匹の幼虫が生まれる計算になります。ワモンゴキブリは長寿命ですから、一生の間に多くの卵を産むことができます。このため繁殖力が強く、極めて厄介な害虫となっています。

●棲家: 人家や飲食店、食品工場などあらゆる建物に侵入・繁殖します。また、ゴミ置き場や下水設備、洞窟など屋外でも観察されます。

 

ワモンゴキブリに遭遇したお客様の多くが、実際のサイズ以上に大きく見えるようです。

「6〜7cmくらいあった」と仰るのですが、通常その大きさの個体は存在しません。

日本最大級のサイズとグロテスクな外観が、強烈な視覚的インパクトを与えるのでしょう。

2. ワモンゴキブリの危険性

① 衛生害虫としてのリスク

ゴキブリはサルモネラ菌O-157をはじめとした病原菌やウイルスを媒介するため、薬機法に基づいて「衛生害虫」に指定されています。

食品工場や飲食店では異物混入も引き起こすため、衛生管理上の大きな脅威です。

また、ゴキブリの死骸や糞がアレルゲンになることもあります。

② 不快害虫としてのリスク

客席や施設内に侵入すると、利用者に強い不快感を与え、イメージダウンにつながります。

3. ワモンゴキブリの発生対策

① 侵入させない

侵入防止は害虫対策の基本です。

特にゴキブリのメスは卵を持った状態で侵入することがあり、屋内に持ち込まれた卵から繁殖に発展する恐れもあります。

ドアや窓をこまめにしっかり閉める

ドアや窓の開けっ放しは禁物です。換気をしたい場合はなるべく網戸を利用してください。

侵入口(建物の隙間)を封鎖する

ゴキブリの幼虫は数mm程度の隙間でも侵入できます。

壁や床などに侵入できそうな隙間があれば、パテやコーキングなどで封鎖しましょう。

封鎖は手間ですが効果が長く続き、後が楽になります。

また、化学薬品を使わないので安全な方法の一つでもあります。

屋外のゴミの管理を徹底する

ゴミはこまめに処分し、ゴミ箱やゴミ置き場も定期的に清掃してゴキブリが寄りつかないように管理しましょう。

またゴミ箱はフタが付いている方が臭いが拡散しないので、ゴキブリだけでなくハエの発生も予防できます。

忌避剤(虫避け)を使用する

忌避効果のある薬剤をドアや窓周りに散布するなどして侵入を防ぎます。

ただし、薬剤の使用方法によっては、人やペットにも悪影響が及ぶ場合があるので、使用上の注意事項をよく把握することが大切です。

薬剤の使用は適切な知識と判断が求められる分、少し難しい方法です。

秋口でも気を抜かない

秋は外の気温が下がるので、ゴキブリは暖かいところへ移動します。

下の写真は当店が設置した調査用トラップの捕獲状況です。

清潔なこども園のキッチンでしたが、11月になってワモンゴキブリの幼虫1匹が捕獲されました。

屋内は外に比べて暖かいので、このように秋に侵入被害が生じることもあります。

実際に捕獲があったトラップの写真

先述した通り、ビルや工場は空調が完備されており、温度が年間を通して保たれるため、ゴキブリが越冬するのに最適な環境です。

現に福岡や東京でワモンゴキブリが増えた要因の一つが、都市部の建造物等で越冬が可能になったことだと言われています。

「夏が終わったからゴキブリは出ないだろう」と思いがちですが、秋口は油断禁物なんです。

② 繁殖させない

屋内での繁殖を防ぐには以下の点に注意しましょう。

古紙を放置しない

ダンボールや紙箱・紙袋、古い新聞紙や雑誌などはゴキブリの巣になりえます。

実際、当店のお客様でも収納に使っていたダンボール箱や紙袋で、ゴキブリの繁殖被害に遭われた事例があります。

ゴキブリの繁殖を防ぐ上では、不要な古紙は可能な限り処分した方が良いでしょう。

清掃・整理整頓する

定期的に清掃を行うことはゴキブリ対策では欠かせません。

特に食品カスはエサにもなるので要注意です。

飲食店などの食品事業所では、厨房や作業場の作業台や什器の下などにゴミが溜まりやすく、気づかないうちにゴキブリの繁殖が進行するケースがあります。

また整理整頓も大事です。物が多いと隠れ家も増え、侵入や繁殖の発見が遅れます。

ベイト剤(駆除剤)を設置する

ゴキブリの万一の侵入に備えて駆除剤を設置しておくのも効果的です。

ゴキブリは壁沿いを移動することが多いので、ベイト剤も壁沿いに設置するようにしましょう。

③害虫駆除業者に依頼する

害虫駆除業者に依頼した方が良いケースは主に2つあります。

頻出または大量発生している場合

ワモンゴキブリの出没が多い場合や繁殖源や侵入経路がわからない場合は、自力では防除できないかもしれません。

発生した場合の社会的リスクが大きい場合

飲食店等の食品事業者ではゴキブリの発生リスクが高く、万が一、客席に出没した場合はイメージダウンも避けられません。

また、病院や保育・介護施設、食品工場などにおいても、ますます厳格な衛生管理が求められています。

特に食品事業者はHACCPの制度化に伴い、より徹底した防除計画の実施が求められるようになりました。

プロによる定期点検は品質管理に役立つだけでなく、行政の調査や監査を受ける場合にも、点検結果の報告書が説明資料として活用できるというメリットもあります。

4. ダスキンのゴキブリ防除

ダスキンのゴキブリ防除サービスについて紹介いたします。

忌避剤の散布

建物の隙間や出入口付近に忌避剤を散布して、屋内への侵入を予防します。

トラップ調査&目視点検

屋内に調査用のトラップを設置して、侵入状況や繁殖状況をモニタリングします。

調査用トラップだけではゴキブリの生息状況の全容は把握できないので、目視による確認も実施します。

ベイト剤の設置

ゴキブリ用のベイト剤(毒餌)を設置します。

ゴキブリの被害がない場合でも、万一の侵入に備えてベイト剤を定期的に交換し、繁殖の予防に努めます。

侵入口の封鎖

侵入経路を特定し封鎖処理を行う場合もあります。

下の写真はワモンゴキブリの侵入防止施工を実施した例です。

こちらのお客様では自動ドアの下にわずかな隙間があったため、ブラシを取り付けて封鎖いたしました。

空間処理・スプレー処理

ゴキブリの繁殖が著しく、ベイト剤では駆除しきれない場合には、緊急対応・最終手段として室内で空間処理(殺虫ガスを室内に充満させる)やスプレー処理を行います。

ダスキンではお客様の健康や周辺環境に配慮して、化学薬品の使用は最小限に止めています。

もちろん安全性の確認された薬剤を使用していますが、安全のための十分な余裕を持って、薬剤使用に際しては慎重に対応いたします。

おわりに

全国で広がりつつあるワモンゴキブリ。

ここ熊本でも都市環境の変化や温暖化で被害は増えていくかもしれません。

この記事が皆様の安心・安全な生活に役立てば幸いです。

当店では飲食店をはじめとして、病院や介護施設、保育施設、食品工場などなど、熊本県内の様々な事業所でゴキブリ防除を実施した実績がございます。

またお客様の健康や環境に配慮しつつ、ニーズに対応した防除計画をご提案いたします。

ゴキブリの発生でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください!

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