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熊本で冬場に急増するネズミ被害と対策をご紹介!

つぶらな瞳に大きなお耳、チーズが大好物!

…こんな陽気なイメージで、ネズミはアニメのキャラクターにも採用されてきました。

しかしそんな可愛らしいイメージとは裏腹に、ネズミは衛生面でも経済面でも大きな被害をもたらす害獣です。

暖かいところが大好きなネズミは、気温が下がる冬になると食べ物と暖かさを求めて屋内に侵入してきます。

寒い冬の今こそ、害獣ネズミの対策が重要なのです。

とは言え、ネズミは非常に頭が良く、警戒心も強い動物なのでネズミ駆除にはこちらの知恵や根気も試されます。

この記事では、ネズミが及ぼす被害や、当店が実際に行ったダスキンの効果的なネズミ対策についてご紹介します。

まずは、ネズミの基礎的な情報から見てみましょう。

ネズミの種類と特徴

ネズミは日本では21種が知られています。

その中で、建物の中に入って害を及ぼすために駆除が必要となってくるネズミは

・ドブネズミ(重い体、丸い鼻、小さな目と耳を持つ。泳ぎが得意。)

・クマネズミ(細い胴体、尖った鼻、大きな目と耳、長いシッポを持つ。木登りが得意。)

・ハツカネズミ(頭と胴体は小さい。耳は体の大きさに比べると大きい。)

の3種です。

そのうちドブネズミとクマネズミは「ラット」、ハツカネズミは「マウス」に区別されます。

実はこの種類の違いにより習性が大きく違ってきます。

ラット[ドブネズミ、クマネズミ]

・非常に警戒心が強く、環境の変化や新しいものに疑いを持つ。

・食べる物に用心深い。

・巣から45メートル程のテリトリーを持ち、食べ物と水を得られる距離を移動する。

・毎日、水を必要とする。

マウス[ハツカネズミ]

・好奇心が強く、環境の変化や新しいものを喜んで探検する。

・新しい食べ物を喜んで食べる。

・テリトリーは3〜6メートル。

・食品から水分を摂取するため、毎日水を飲む必要はない。

・子ネズミであれば6mmの穴を通り抜けることができるほど小さい。

 

 

ひとくちに「ネズミ」と言っても、その種類によって特徴が大きく変わってくることが分かります。

それで、効果的なネズミ駆除・防除にはネズミの種類を見極めるだけでなく、証跡を発見するスキルや習性も周知していることが鍵となります。

ネズミが及ぼす被害

ネズミによる被害の主なものとして次のものが挙げられます。

①衛生面での被害

ネズミによって危険な病気感染症が持ち込まれる可能性があります。

ネズミのフンや尿は悪臭を放つばかりか、病原菌を持つフンや尿に汚染された食物が口に入れば、食中毒や発疹熱などの伝染病をもたらす恐れがあります。

またネズミには、イエダニノミなどが寄生しています。ネズミが死ぬと人に移動し吸血することがあり、それにより皮膚炎を発症します。

②経済面での被害

通路や巣を作るためにネズミが建物の土台の近くに穴を開けると、建物の強度が下がってしまう危険があります。

また建物の木材や家具をかじったり、糞や尿の影響で修理や買い替えが必要になることもあります。

また食品の一部分をかじられただけでも、衛生面での安全を考えると全て処分になってしまう、という被害もあります。

食品取扱事業者であれば、食中毒をもたらす一大事や風評被害の原因になったりする恐れもあります。

③災害誘発の被害

ネズミが電気ケーブルなどをかじって切断することにより、電話や電子機器が使えなくなったりする事もあります。

各種の工場で断線トラブルがあると、生産ラインを止めなければならなくなるケースもあります。

それだけでなく、電気ケーブルがショートして火災が起きたり、ガス管が破られてガス漏れが起こり爆発するといった事例もあり、その被害は甚大で非常に危険です。

 

 

このようにネズミがもたらす被害の大きさを考えると、ネズミ防除・駆除は非常に重要です。

しかし、ネズミの頭の良さ、警戒心、すばしっこさや小さい隙間をすり抜けることなどにより、ネズミに手を焼いておられる飲食店様やご家庭も多数です。

また、衛生面を考えてもネズミ駆除・防除は慎重に行いたいものです。

ここで、ネズミ防除に有効なダスキンのサービスと、実際に当店が行ったサービスをご紹介させていただきます。

ネズミ防除はプロにお任せを!

ダスキンではネズミ防除にあたり、まずはしっかり事前調査をいたします。

事前調査の方法は以下の通りです。

1.お客様へのヒアリング

ネズミの活動はいつからか、頻度や時間帯、場所などお客様の

2.目視調査

建物の外周を目視調査し、侵入口を見極めます。

建物内部もしっかり目視調査し、ラットサイン(ネズミの活動の痕跡。糞や足跡、巣や通り道など)を見つけます。

これにより、生息するネズミの種類も判明します。

3.ブラックライトによる調査

ネズミは尿を垂れ流したままの状態で歩き回り、至るところに尿を撒き散らします。

それで、ネズミが何度も通る場所は必然的に尿の汚れが多くなります。

ネズミの尿には蛍光物質が含まれているため、暗所でブラックライトを使って尿の汚れの度合いや新しさを判別します。

4.暗視カメラによる調査

ネズミは夜行性のため、暗視カメラを設置し、夜遅くなってからの室内や天井裏でのネズミの行動を撮影します。温度センサーでネズミが動いたときに写真や動画が記録されるので、ネズミがどの方向から来てどこへ向かうかが分かりネズミの侵入口や巣を探すヒントとなります。

最近、当店でもネズミにお困りの飲食店様よりご相談を受けトロフィーカムという暗視カメラでネズミの動向を探りました。

お昼間の人が居る所では絶対に見ることの出来ないネズミの一連の動きが撮影されるため、ネズミ防除に非常に役立っています。

ダスキンではこのように事前調査をしっかり行った後、ネズミの種類や習性に合わせて防除を行います。

ダスキンのネズミ防除サービスは、大きく分けて以下の作業で構成されています。

⑴捕獲

室内にネズミが侵入している場合、捕獲することが問題解決の糸口になる場合があります。

いろんなタイプのトラップを使ってネズミを捕まえます。

粘着シートを使っての捕獲

現場の状況に合わせて、可能な限り広い範囲で、敷ける所に敷いていきます。

ネズミ被害の状況に応じて敷き込み方を変えます。

飲食店様より依頼を受けて粘着シートを敷き詰めた様子がこちら↓

ビックスナップによる捕獲

バネの付いたプラスチック製の捕獲器です。えさを設置してネズミの通り道に置きます。

⑵侵入口封鎖

壁の穴や下水溝など、ネズミの出入りする侵入口、侵入する可能性のあるところを閉鎖します。

穴や隙間の形状や大きさ、場所によって金網、パンチングボード、防鼠パテ、防鼠ブラシなどを選んでネズミの侵入を防ぎます。

床下のある一般住宅などの建物で、ネズミが天井や壁を走り回る状況の場合、一番疑わしいのは床下通気口の隙間です。

その通気口に、金属製の目の細かいカバーを取り付けることにより侵入口を防ぎます。

最近当店では、一般家庭様よりネズミにお困りとのご相談を受けました。

お客様に状況を詳しくお聞きし、床下と天井裏それぞれでネズミ防除策を施しました。

床下のネズミ侵入口閉鎖

外から侵入してくる場合、侵入口を特定し、封鎖することが最も大事です。

調査時に排水管などを通って室内に侵入しているか、屋外から侵入しているかを見極めます。

屋外からの侵入の場合以下のように封鎖を実施します。

青いマーカー箇所を電動工具でカット
ピッタリサイズにして取付

床下のネズミの侵入口となる通気口に、細かい網目の付いたステンレスの通気口カバーをぴったりのサイズにカットし、はめ込みました。

コンクリートを削ったり、セメントで調整したりして、建物の状況に合わせた施工をすることで、小さな隙間も作りません。

これで、どんなに小さなハツカネズミの子どもでも侵入できなくなりました!

天井裏のネズミ侵入口閉鎖

足場板を設置し安全対策
金網による侵入口の封鎖

ネズミの糞をバキューム処理し、天井裏で大きく開いている隙間へ金網で封鎖しました。

これで、壁伝いに上がってくるネズミの侵入を防ぐことができました。

(3)行動制限サービス

捕獲・侵入口封鎖を行なった後、新たに侵入してくるネズミをブロックするための予防措置としてネズミの行動制限を行うサービスです。

ネズミの侵入防止のために、天井や侵入口、侵入経路にネズミが嫌がるハーブの匂いを発する商品や、防鼠剤、防鼠塗料等を施し、ネズミを寄せ付けにくい環境づくりを行います。

剣山タイプ(ブラックガード)の害獣防止器を置いての侵入ブロックも可能です。

さいごに

小さい動物でありながら、賢くてすばしっこいネズミとの闘いは、時に困難を極める場合もあります。

いったん駆除に成功したものの、思いもよらない方法で侵入して被害をもたらすことも…。

ダスキンでは、ネズミの習性を熟知したプロのスタッフがお客様のお悩み・ニーズに合ったネズミ駆除・防除サービスをご提案させていただきます。

ネズミでお困りの際は、当店へお気軽にお尋ねください。衛生面でも健康面でも安心安全な環境づくりのお手伝いをさせていただきます。

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