クモ(蜘蛛)の被害と対策 とは? プロのクモ駆除はクモの巣を張らせないことから!
クモ(蜘蛛) ー 人気映画の主人公が扮するモデルにもなったほど、その見た目は独特で迫力があります。
その恐ろしく見える姿や他の虫を捕食している様子から、パニックを起こすほど嫌いだと言われる方もいらっしゃるでしょう。
ほとんどのクモは、本当の害虫であるゴキブリやハエなどを食べてくれるため「益虫」と言われています。
しかし屋外でも屋内でもクモの巣が張っているのは不快感を与えるだけでなく、清潔感も失われます。
クモの巣に引っ掛かって、ベタベタと厄介なことになってしまった…
という経験がある方も少なくないことでしょう。
そればかりか虫の死骸もたまっていることがあるため、衛生的にも気になるところです。
また、時にクモに咬まれる被害も生じます。
クモに咬まれると痛みや腫れのみならず、アレルギー反応を引き起こしてしまうこともあるため、注意が必要です。
暖かくなってクモが活発になる季節、この記事ではどのようにクモ対策ができるのか取り上げます。
クモってどんな虫?
クモは肉食性で、獲物を生きたまま捕食します。
日本には約1,200種類のクモが生息すると言われており、種類によって捕食する虫も様々です。
クモといえばクモの巣を張って獲物を捕らえるイメージですが、巣を張らない徘徊型の種類のクモもいます。
では、身近でよく見られるクモの種類をいくつかご紹介します。
巣を張る種類
シモングモ
大きさは2〜3ミリ程度の小さなクモで、丸い腹部の乳白色をしている。一年中見られ、天井の隅や押し入れの中、玄関の隅などに網を張る。
ジョロウグモ
腹部に黄色と暗い青色のシマ模様を持つ。オスは6〜13ミリ、メスでは17〜30ミリの大きなクモ。
民家の周辺から山間部まで、至る所でよく見られる。
オオヒメグモ
大きさはオスで4〜5ミリ、メスで7〜8ミリ程度で、丸い腹部を持つ。腹部にうっすら黒と白のまだら模様がある。褐色、黒色、緑色など、個体によって違う色を持つ。
民家の内外、庭だけでなく崖下や高山まで様々な場所で見られる。
巣を張らない種類
アシダカグモ
大きさはオスで15〜20ミリ、メスで25〜30ミリ。足まで含めると10センチ以上になるものもいる、褐色の大きなクモ。
屋内に生息することが多く、夜行性のため夕方頃から屋内を徘徊しゴキブリなどを捕らえて食べる。
ハエトリグモ
大きさは約1㎝ほどの茶褐色、もしくは黒っぽいクモ。ぴょんぴょんと素早く跳び回り、その名の通りハエを捕食する。
これら私たちの身近で見られるクモは、ゴキブリやハエなど捕食してくれ、人間に害を与えるものはほとんどいません。
しかし逆にゴキブリやハエなどのエサを求めて屋内に侵入し、クモの巣を至る所で張るようになったりもします。
クモの巣を張らない種類だとしても、見た目は気持ちの良い姿ではありませんし、10センチほどの大きなクモに遭遇することを考えるとゾッとしますね。
しかし、人的被害を与える恐れのあるクモも存在します。
そして実はここ熊本でも毒グモの生息が確認されています。
セアカゴケグモ
メスの体長は10〜15㎜くらいで、脚を広げると30㎜ほどになる。
全身のほとんどが光沢のある黒色で、腹部は大きな球状をしている。
腹部の背面には赤色の帯があり、腹面には砂時計型の模様がある。
攻撃性はないが、触ると咬まれることがある。クモの糸は非常に強い。
ハイイロゴケグモ
腹部は大きな球状で、背面には縁取りのある斑紋、腹面には赤い砂時計型の模様を持つ。
日当たりの良い暖かい場所に生息し、室外機のうらやプランターの底など窪みや隙間を好む。
屋外に置かれた傘や衣類、おもちゃなどに付着し、屋内に持ち込まれる可能性がある。
セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモのどちらもオーストラリア、または熱帯地方産のクモで、海外からの貨物等と一緒に日本国内に侵入したと考えられています。
熊本県ではそれぞれ2013年、2022年に初めて生息が確認されており、今では県内のどの場所においても生息している可能性があると言われています。
見た目の怖さのみならず毒まで持っているクモが身近にいることを考えると、ますます注意・警戒が必要ですね。
「屋外だけでなく家の中にも絶対に侵入して欲しくない!」
そう思われるかもしれません。
しかし、
「何度追い払ってもいつの間にかまたクモの巣を作られてしまう」
「手が届かないほど高い場所に巣を作られて大変」
「咬むクモもいて怖くて駆除できない」
などという不安を抱いておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかなか厄介なクモ駆除。
それでクモ駆除はクモの生態や特性に通じているプロにお任せください!
これぞプロのクモ駆除術。クモの巣は張らせない!
一般的なクモの種類と、セアカゴケグモなどの毒グモで調査方法や駆除方法は異なります。
ダスキンのプロはそれぞれのクモの特徴をもとに、生息するクモに適した駆除方法を実施します!
今回は毒グモではなく、私たちに身近で、屋内でもよく見られる一般的なクモの種類に対しての駆除・対策方法をご紹介します。
ダスキンのクモ駆除法
①事前調査
まずは事前調査をします。
クモの種類によって、好む生息場所が違います。
プロの目で軒下や窓枠など家屋周辺や玄関、勝手口などの屋内もしっかり調査し、生息場所や所在を突き止めます。
②クモ駆除作業
入念な調査の後、実際にクモ駆除の作業をします。
・調査で確認した巣とクモをきれいに除去します。
・次に軒下や窓枠、網戸等クモが現れそうな場所に薬剤(忌避剤)を散布し、クモの巣の発生を防止します。
使用する薬剤の塗布面にはクモは嫌がって近づきません。
さらにガラス窓や網戸などにも営巣している場合には、ガラス面防虫サービスを実施します。
ガラス面防虫サービスとは、ガラス面に透明度の高い薬剤をコーティングし、ガラス面に接触した虫を駆除するサービスです。
窓ガラスに飛来するクモや他の不快害虫の防除となります。
また、屋内の色んな所を徘徊するクモにはダスキンの捕虫器も効果的です。
薬剤を使用せず、安全性の高い捕虫器です。
インテリア性の高いデザインのものもありますので、お店やオフィスでもお部屋に馴染み、目立たず、それでいて機能的という高い評価をいただいています。
いずれのクモ駆除・対策も、定期管理がオススメです!
さいごに
私たちの身近にいて、どこにでも侵入してしまうクモ。
もし対策をしなければ室内でもクモの巣ができてしまうことがあり、いつの間にかできてしまったクモの巣によってオフィスやお店のイメージダウンにつながってしまった…という被害も起こり得ます。
また今回取り上げなかった毒グモも、プロの技術で対応、駆除します。
クモのことで少しでも気になることがあれば当店へお気軽にご相談ください!
調査・お見積りは無料でさせていただきます。