保育施設の害虫駆除はなぜ重要?気をつけたい害虫と対策ついて解説!
保育園や幼稚園などの保育施設では、たくさんの子どもたちを保護者の方から預かっているため、生活環境には特に気を配っておられると思います。
抵抗力が弱かったり、アレルギー体質の子どもいるので、害虫対策にはとても敏感になっておられる職員の方もいらっしゃるかもしれませんね。
では、保育施設で特に多い、どんな害虫の発生のリスクがあるでしょうか?それに伴う問題は?
子どもたちにとって安全で健康的に過ごせる環境づくりのためにできることがあるでしょうか。
保育施設で特に被害の多いゴキブリ・アリについての対策もご紹介いたします。
保育施設での害虫発生リスク
大抵の保育施設には厨房施設があり、各保育室の中に手洗い場やトイレがあったりするところもあります。
厨房は食べ物を扱うところですから、エサを求めて害虫が集まりやすくなります。
特にゴキブリやコバエ類は、厨房やトイレ、水回りなど湿気のある暗がりの所を好みます。排水溝等は気を付けていないと侵入口や繁殖の場所となる恐れがあります。
おやつの時間となると、食べカスが落ちてアリがやってくることもあります。格好のエサとなるのです。
感染対策による換気のために窓やドアを開けている隙に、ゴキブリ、ネズミが入ってくる事もあります。またムカデの侵入に困っている保育園もあります。
子供たちが外の運動場で遊具で遊んだり砂遊びをしたりしている間に、蚊が寄ってきて刺される被害もあります。
こう考えると、危険がいっぱいですね。
害虫発生により考えられる問題
異物混入
食べ物や飲み物の中に、本来入ってはならない虫などが調理中や食事中に入ってしまうリスクがあります。
誤って食べると健康被害を引き起こすこともありますし、直接被害はなくても、不快感や不衛生感を感じるかもしれません。
食中毒
害虫は、様々な病原菌やウイルスを運びます。不衛生な環境では、調理器具や食材に触れた害虫を通してそれらが入り、食中毒を引き起こす可能性があります。
子どもは大人よりも免疫が整っておらず抵抗力が弱いので、食中毒になりやすい傾向にあります。
重症化もしやすいので、特に注意が必要です。
虫刺され
虫に皮膚を刺されると、痛みやかゆみ、腫れや赤み、痛みが生じることがあります。
これは、虫が持つ毒成分や唾液成分が皮膚に入り込み、それらの成分に含まれるアレルギー物質が体内の抗体とアレルギー反応を起こすと、かゆみの原因物質が分泌し、皮膚にかゆみが生じます。
子どもだと我慢できずにかきむしって、患部を悪化させてしまうこともあるかもしれません。
風評被害
園内でゴキブリなどの不快害虫が発生したり異物混入や食中毒等起きた場合、クチコミやSNSへの投稿などによる風評被害の問題が生じることがあります。
結果としてイメージダウンとなり、大きな損失につながる可能性も否定できません。
これらの害虫発生により起こりうるリスクを考えると、しっかりした対策や駆除が大切なことがわかります。
では、どのような対策が取れるでしょうか?
まずは様々な問題を引き起こす可能性のある害虫を紹介します!
保育施設でお困りの多い発生害虫・害獣とその害
ゴキブリ
ゴキブリは多くの方が抱く不衛生なイメージ通り、汚水や下水などを通って侵入してくるケースがあるため、人の健康を脅かす危険がある害虫です。
ゴキブリが触れた食材、おもちゃなどが原因で食中毒などの重大な問題が発生する可能性があるため、体の小さなお子さんを預かっている保育施設では注意が必要です。
アリ
アリの中には人に直接害を及ぼす種類がいます。
針を持っていて人を刺したり、強力な顎でかみつく可能性のある虫です。
特に近年では、特定外来生物に指定されているヒアリの発生が世間を騒がせました。子どもたちに危害を加える可能性がありますので要注意です。
ムカデ
ムカデは見た目の気持ち悪さで子どもたちが怖がるばかりか、全てのムカデは毒を持つため咬まれると非常に危険です。
激しい痛みのみならず、1週間から10日ほどは赤く腫れ上がったり痒みが生じたりします。
また、まれに咬まれることによりアナフィラキシーショックを起こすことがあります。幼い子どもたちは特に注意が必要です。
ネズミ
言わずと知れた衛生害獣で、病原菌を媒介します。糞や尿、毛で食べ物を汚染します。また、ネズミが電気ケーブルなどをかじったりすることによって電子機器が故障するといった被害や、火災、ガス漏れなど深刻な被害も生じ得ます。またネズミに寄生するイエダニなどが人を吸血するとそれが原因で皮膚炎を起こすことがあります。
蚊
刺されると痒みが生じるだけでなく、日本脳炎やデング熱など危険な病原体を媒介するため感染症を引き起こす可能性があります。単に「かゆい」だけでは済まされない、侮れない害虫です。
塵性ダニ
室内に生息するダニで、畳やカーペット、家具等に多く発生します。大発生した場合、死骸や糞、脱皮殻などがアレルギー性疾患の原因(アレルゲン)となる害虫です。
以上のように、室内・屋外を問わず危険な害虫は身近に存在しています。
大人と違って多くの免疫がない子どもたちは抵抗力が弱いため、害虫対策をしっかり行い被害を回避することは本当に重要です。
ではそれぞれの害虫・害獣にどのような対策を取ることができるでしょうか。
自分でできる害虫対策
①屋外からの害虫・害獣の侵入を防ぐ
ゴキブリやネズミや蚊やムカデは屋外からの侵入が多くあります。それでドアや窓など開けっ放しにせず、こまめに閉めましょう。
蚊やムカデは小さな隙間があれば屋内に侵入してきますので、網戸に穴やほつれが無いかもチェックし、もしあれば補修しましょう。
②外に出る時は肌を覆うものを着る
長袖、長ズボンを着用し肌の露出を避けるなら、アリや蚊やムカデから直接咬まれることから身を守ることができます。
③こまめに掃除を行う
・塵性ダニは小さな隙間に潜みますので、掃除機などを用い丁寧に掃除をすることが大切です。またダニ類は熱や乾燥に弱い特徴を持ちますので、布団には布団乾燥機も効果的です。
・食べカスや食べ終わった後のお菓子の袋などは丸出しにしたまま捨てず、しっかり袋の口を結んで処分しましょう。ネズミやゴキブリの侵入を防ぐのに役立ちます。ムカデはエサを求めて室内に侵入することが多くありますので、ムカデのエサとなるゴキブリを増やさないようにすることによって、ムカデの侵入も防ぐことができます。
④外回りの環境を整える
蚊やムカデは湿気を好みます。草刈りや落ち葉の撤去を定期的に行い、隠れ場所や産卵場所を無くしましょう。植木鉢の下や受け皿をこまめに点検したり、空き缶や古タイヤなど放置したままにしないようにします。
以上のように、日常的にできる対策ですのでぜひお試しください。
とは言っても、
「子どもたちのお世話をしながら害虫駆除まで手が回らない…」
「害虫対策、しているつもりなのに効果がないように見える…」
「見えないところまでしっかり害虫駆除・予防をしたい!」
と思われることもあるかもしれません。
そんな時は、害虫・害獣駆除のプロにお任せください!
今回は、保育園や幼稚園などの保育施設で特にご相談の多い害虫のダスキンの駆除サービスをご紹介いたします。
ダスキンの各種害虫駆除サービスの紹介
ゴキブリ駆除サービス
特徴①レスケミカル
ダスキンターミニックスのゴキブリ防除サービスは、侵入・繁殖しているゴキブリを薬剤のみに頼ることなく、レスケミカル(省薬施工)を心がけて駆除し、衛生管理(環境整備)を行い、常にゴキブリを見かけない状態を維持するサービスを行っています。
特徴②ベイト剤の使用
ゴキブリに効果的なベイト剤をメインに必要な場所に少量を設置いたします。薬剤散布と異なり、子供が触れたりするリスクが少なく安心です。
特徴③ 調査トラップの使用
ベイト剤設置を終えたら、設置後のゴキブリの生息状況を確認するために、調査トラップを設置します。次回訪問時、全ての調査トラップを点検し、害虫発生の有無をチェックします。
特徴④ サニテーションレポート(報告書)作成
サービス終了後、お客様にサービスに関する内容・結果を報告するため、サニテーションレポートを作成します。また、現場の状況に応じて、衛生環境の改善や維持に関するお客様の協力のお願いやアドバイスも記載いたします。
(ゴキブリ駆除についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)
アリ駆除サービス
特徴①徹底した事前調査
ダスキンのアリ駆除は、害虫駆除のプロがまず現地を調査し、アリの道やコロニーの所在を突き止めます。そして調査の結果に基づき適切な駆除方法を提案します。
特徴②様々な薬剤を使用
ジェル状ベイト剤や液剤、エアゾール剤など、状況に応じて使用します。地面の中にある巣の根絶や建物に寄せ付けないなど目的に沿って使い分けます。
クロアリを駆除する場合は、対象のアリの食性や薬剤の性質を考慮することが大切です。
特徴③サニテーションレポート(報告書)作成
サービス終了後、お客様にサービスに関する内容・結果を報告するため、項目をもれなく記入し、サニテーションレポートを作成します。
アリ類による被害の再発を予防するため、アリが巣を作りにくく、エサを手に入れにくい環境作りのために対策をご提案します。
衛生環境の改善や維持に関するお客様の協力のお願いやアドバイスも記載いたします。
(アリ駆除についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)
ムカデ駆除サービス
ムカデは夏に活発に行動するようになるものの、年間を通じて生息しています。
それでダスキンでは、季節に応じた年間の駆除予防を施します。
ムカデ対策のポイントになる「屋内に侵入させない」「数を増やさない」ために、プロの技術と専用の薬剤で駆除・予防を行います。
(ムカデ駆除作業の写真)
使用する薬剤は、粉タイプと液剤タイプの2種類あり、お客様のご要望や建物の景観に合わせて最適なものをご提案します。
ダスキンが使用する薬剤は多くの保育施設様でもご使用いただいており、小さな子どもたちがいても安心してお使いいただける薬剤です。また、子どもたちの安全を考慮した施工を行います。
ネズミ駆除
まずは徹底的な調査によりネズミの侵入口、通り道、隠れ場所などを見つけます。
調査結果をもとに、ネズミの捕獲、侵入口封鎖、新たなネズミの侵入の予防、繁殖を防ぐ環境整備を行います。
蚊対策
殺虫剤を使わない『BGモスキテール』を使用した蚊の対策が保育施設様には人気です。
BGモスキテールは、蚊が好む独特の臭いで蚊を誘引します。
それによって集まってきた蚊を吸引捕獲します。
継続的な使用により、将来の蚊の発生を抑制できる効果もあります。
殺虫剤は一切使用しないので、小さなお子さまがたくさんいらっしゃる所でも安心してご使用いただけます。
効果を実際にお知りになりたい方へ、BGモスキテールを無料で2週間お試しいただくことができます。ぜひこの機会にお試しください。
塵性ダニ駆除
ダニに咬まれることからだけでなく、糞や脱皮殻もアレルゲンとなりますので、室内を丁寧にバキューミングします。
さらに、必要に応じて畳の熱処理を実施します。
その後、安全に配慮した薬剤をカーペットや畳、お部屋の空間全体などに処理を行います。
定期管理でまかせて安心・安全
ダスキンターミニックスでは、様々な不快害虫や飛翔害虫などの害虫予防・駆除の定期管理サービスもございます。
それぞれの生態や活動状況に合わせた施工方法で気になる害虫を未然にブロックします!
当店は熊本県内で多数の保育施設様の害虫対策の取引実績がございます。
子どもたちにとって安全で健康的に過ごせる環境づくりのために、 私たちが全力でサポートいたします。
害虫や衛生管理について気になること、気軽にご相談ください。
ダスキンでは、いずれの害虫駆除もレスケミカル(省薬施工)を心掛け、人にも環境にも優しい安心・安全な処理法を用います。
お客様のご希望に添いつつ、専門のスタッフが誠実に対応させていただきます。