必読!熊本の戸建てはシロアリの予防が必要だと言える5つの理由
「ウチもシロアリの予防対策した方がいいのかな?」
戸建にお住まいの方は一度は考えたことがおありではないでしょうか。
でも・・・
「した方がいいとは思うけど、今まで被害にあったことがないし大丈夫だろう」
「シロアリ対策は費用もかかるし、もったいない気がする」
こんな風に考えてこれまで躊躇してこられた方も多いと思います。
それで今回は戸建てのシロアリ予防対策が必要だと言える理由を5つご紹介したいと思います。
このブログの情報が読んでくださった方のお役に立てば幸いです。
①シロアリは土の中で生活しているためどこにいるか分からない
シロアリは土の中に巣を作り、自分たちの社会を形成する生き物です。
シロアリが餌とするのは主に土の中の植物の根や根株、また土と接している地表の木材です。活動のほとんどが地下、または木材の中なので発見するのが難しい生き物なのです。
もちろん建物を構成している木材は基本的には地面に接していることはありません。しかしシロアリは地面から蟻道(ぎどう)と呼ばれる通り道を作って建物の木材に到達する能力を持っているのです。
では、自分の家の周りにシロアリは絶対居ないと断言できる人が誰かいるでしょうか?
そもそも巣がどこにあるのか、自分の家の周辺で活動しているのかは知りようがないので断言することはできません。それでシロアリに対して予防しておく方が安心というわけです。
②日光と乾燥が苦手で隠れるのが得意
シロアリは普通の黒アリとは違い明るい場所や乾燥を嫌います。それで1つ目の理由の中でも少し触れましたが、どうしても土の中から出なければならない時は「蟻道」というトンネルを作ってその中を移動します。
蟻道は建物の基礎(コンクリート)に確認されることが多く、地面から直線的に建物内部の木材へと繋がっていきます。基礎の外側に作ることもありますが、多くの場合蟻道は内側つまり床下側に作られます。
出来る限り外部との接触を避け、姿を隠そうとするので一般の方が早期発見するのは困難です。
シロアリの予防をしていない場合、家の外まわりに加えて床下の隅々を定期的に点検しなければ被害の早期発見をすることはできないのです。
狭くて暗い、埃まみれの床下を頻繁に点検するのは至難の業です。何より、いつ被害に遭うかわからないという心配をずっとしていなければならないのは精神的に大きなストレスではないでしょうか。
③被害に気づいた時には手遅れなことがある
理由の1と2を読んだ方はすでにお察しだと思いますが、シロアリの被害が目に見えた時にはかなり進行している場合が少なくありません。
畳やフローリングに被害があった場合、畳やフローリングの張り替えだけでなく根太や大引き、土台ごと総取り換えしなければならない場合もあります。壁にも被害が及んでいる場合、ボードや壁紙なども張り替えなければなりません。
この写真から分かるようにシロアリの能力を侮ってはなりません!
突然発生する高額な修理費用に加えて、修理期間中に被害のあったお部屋、お風呂や台所が使えない場合もあります。
被害が甚大で耐震強度が著しく低下すれば、場合によっては建て替えも検討しなければならないのです。
④熊本はシロアリにとって居心地の良い場所
日本は高温多湿の気候のためシロアリにとっては格好の住まいです。特にここ熊本はシロアリの発生が多い地域だということをご存じでしたか?
建物に被害を及ぼすシロアリは主に2種類いて、一つは「ヤマトシロアリ」、もう一種は「イエシロアリ」です。実は熊本は2種類とも生息している地域なのです。(外来種のアメリカカンザイシロアリは除く)
勿論生き物のすることなので予防していなくても何十年、いや百年以上経っても何の被害もないという場合もあります。しかしシロアリの数がそもそも多い地域であることを考えると「うちは大丈夫」という考えはとてもリスキーです。
⑤シロアリの被害に遭うと建物の資産価値が下がる
せっかく建てたこだわりのマイホーム。シロアリにやられてボロボロだと資産価値は下がってしまいます。
そうなってしまうのはとても悲しくないですか?
また万一売却する時に買い手が付かず、本来の価値よりも低い価格でしか売れなくなってしまう可能性もあります。
最後に
シロアリの予防をしておくべき5つの理由はいかがでしたか?ブログの内容でご質問や、シロアリの事でご相談等ありましたらお気軽にご連絡ください。
今後も熊本にお住いの皆様にとって少しでもお役に立つ情報をお届けできれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。