排水溝からコバエが… それってチョウバエかも

 

サービススタッフの三角です。

 

今回のテーマは『チョウバエ』です。

 

『チョウバエ』。私事ですが、この仕事を始めるまでは名前を聞いたことのない昆虫でした。

 

 

チョウバエとは?

 

チョウバエは体長数ミリほどの飛翔害虫で、一見するとコバエと区別がつかないかもしれません。名前に「ハエ」がつき、トイレにも出没することから「便所バエ」とも呼ばれるようですが、生物学的には蚊の仲間です。

 

不快害虫で特に問題になるのはオオチョウバエ(体長約4mm)とホシチョウバエ(体長約2mm )の2種類です。

 

 

チョウバエは主に水周りのヘドロ(スカム)で繁殖します。ヘドロの原料は食品や排泄物などの有機物と水ですから、水周りの清掃が不十分であればどこでも──家庭でも事業所でも発生し得ます。

 

チョウバエは蚊の仲間ですが、日本で一般に見られる種は吸血性ではありません。しかし、ヘドロで繁殖する昆虫なので、衛生的とは言えないですね。

 

チョウバエの成長スピードは早く、2〜3週間程で卵から成虫になります。繁殖力もあり1回の産卵で200〜300個くらいの卵を産みます。成虫の寿命は最長2週間程度と短いですが、成長スピードと繁殖ペースが早いため、かなり厄介者な害虫であると言えます。

 

屋外では5〜7月に多く発生しますが、屋内では暖房で温度が保たれるので、年中発生します。実際、飲食店などでゴキブリ駆除の点検を行っていると、調査用トラップの中にチョウバエが捕獲されているところを良く目にします。ゴキブリが滅多に出ないような清潔な事業所であっても、チョウバエが捕獲される事は珍しくなく、発生防止という点に限れば、チョウバエはゴキブリ以上の介者であると言っても過言ではありません。

 

 

チョウバエはどこで発生するか?

○一般の家庭の場合

 

一般の家庭では以下のようなところでチョウバエが発生します。

 

①シンクの排水口

 

②トイレの水洗タンク

 

③風呂場の排水口やユニットバスの内部

 

ユニットバスは側面や浴槽の裏側にヘドロが溜まりやすく繁殖源になります。

 

 

○事業所の場合

 

事業所では以下のようなところで発生します。

 

①シンクの排水口

 

②大型冷蔵庫や食器洗浄器、製氷器の下など

 

③排水溝

 

④グリストラップ

 

⑤トイレの水洗タンク

 

⑥汚水槽

 

⑦(介護施設などの風呂場がある事業所)風呂場の排水口やユニットバスの内部

 

水を使って床を清掃する場合、ゴミの除去や乾燥が不十分だとヘドロもできやすくなるでしょう。特に厨房では、什器や冷蔵庫などの機材の下に食品カスが溜まりやすいため、チョウバエがより発生しやすいといえます。

 

 

チョウバエを駆除するには?

①清掃

 

チョウバエの最も効果的な駆除方法は「水周りの清掃」です!ヘドロで繁殖する害虫ですから、お掃除で繁殖源を除けば良いのです。

 

もう少し詳しく説明すると、チョウバエ駆除は幼虫への対策が中心になります。先述の通り、チョウバエの寿命は短く、成虫は最長2週間程度しか生きられません。一方で成長ペースは早く、2〜3週間前後で卵から成虫になります。

 

少し乱暴な言い方ですが、成虫は放っておいても短期間で寿命が尽きるので、「後続を徹底的に断つこと」が重要です。したがって幼虫への対策、清掃が鍵となります。

 

②殺虫剤の使用

 

幼虫の駆除が最も有効とは言っても、構造上どうしても清掃しにくいところもありますし、成虫が飛び回っているのもやはり気になるでしょう。そんな時には殺虫スプレー等で駆除できます。

 

殺虫剤はチョウバエに対応しているタイプを選びましょう。よくコバエ駆除用の置き型のトラップがスーパーで販売されていますが、このタイプはチョウバエ駆除には使用できません。置き型のトラップは、誘引剤の臭いでハエを誘き寄せて捕獲する仕組みが多いですが、蚊の仲間であるチョウバエは臭いに寄って来ることはないので、捕獲効果は期待できません。

 

③侵入ルートの封鎖

 

チョウバエの侵入口を封鎖するのも有効です。例えば、シンクの排水口に「ベルトラップ」が付いている場合は、正しく設置する必要があります。

 

ベルトラップは排水管から悪臭や害虫が侵入するのを防ぐ役割があるので、正しく取り付けられていないとチョウバエが侵入する事があります。

 

 

 

ダスキンのチョウバエ駆除サービス

 

ご自分でできるチョウバエ対策を解説しましたが、それでも発生が止まらない場合は、我々ダスキンの出番かもしれません!

 

ダスキンのチョウバエ駆除も幼虫対策が中心です。排水溝やグリストラップなどの繁殖源に液剤を施工して幼虫の成長を抑えます。

 

幼虫駆除がメインですが、成虫駆除も導入するとより効果的です。チョウバエの成虫は光に寄って来る性質(走光性)があるので、捕虫器や蓄光式のライトトラップを設置して捕獲駆除します。特に飲食店では、客席に成虫が侵入して営業上問題になる事があるので、成虫駆除もおすすめです。

 

当店の施工事例は飲食店がメインですが、食品工場や病院での実績もあります。

 

チョウバエでお困りの場合はぜひ当店にご相談ください。